9月10日に凱旋門賞と同じ舞台で行われたニエル賞。
ニエル賞は凱旋門賞の前哨戦として知られており、過去には日本馬も出走した経験があるレースです。
今年出走した馬の中にはイギリスダービーで1番人気で3着に敗れ、そして次走のアイルランドダービーで2着になったクラックスマンがいます。
この馬はまだGIの勝利がありませんが、8月にはG2を勝っていますから、ニエル賞で1番人気に推されたのも納得です。
他にはFinche(2番人気)やIceBreeze(3番人気)などが出走していましたが、今年も少頭数で行われました。
5頭をしか出走しないG2レースというのは日本ではかなり珍しいですが、ヨーロッパではよくあることです。
レースは重馬場で行われ、1番人気に推されたデットーリ騎手鞍上のクラックスマンが2着のAviliusに3馬身半の差をつけ圧勝。
凱旋門賞と同じ舞台を勝利したということで、本番の凱旋門賞にも出走するのか…と噂されていましたが、結局は出走しないことになりました。
しかしクラックスマンは力を随分と付けてきており、かなり期待されている馬です。
ですので来年は父親(フランケル)に匹敵するような走りを見せてほしいですね。
競馬セブンでも非常に期待しています。