7月1日に福島競馬場で開催されたラジオNIKKEI賞には、期待の馬たちが出走していました。1番人気は2戦2勝で臨んだフィエールマンで、2番人気は前走白百合Sを制しているメイショウテッコンでした。1番人気のフィエールマンは無敗ということもあり注目度が高く、メディアでも大きく取り上げられていました。

3番人気は今年の京成杯とプリンシパルSで3着に入っているイェッツト、4番人気は前走500万条件を勝ち上がったキューグレーダーでした。これらの馬の他にも今後の活躍が期待される馬が出走していて、ある意味では誰が勝ってもおかしくないレースでした。

競馬セブンが見守るレースの様子

レースはキボウノダイチが良いスタートをして逃げの手に出て、シセイヒテン、ロードライト、メイショウテッコンなどが続きます。4コーナーを回って最後の直線に入っても逃げるキボウノダイチが先頭ですが、少しすると外から馬たちが押し寄せます。ゴール少し前でメイショウテッコンが先頭に立ちますが、その後大外から1番人気のフィエールマンの強襲。しかしメイショウテッコンがしのぎ切り重賞制覇を成し遂げました。

しかし敗れたフィエールマンは負けて強しの内容で、勝ち馬を除く他の馬たちとは次元の違うレースぶりを見せてくれました。